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2025/07/20 00:09 |
リュパンだとデュパンと紛らわしい
今年の読了本も本日のこれ↓で50冊目と相成りました。
さて、何が出るかな、何が出るかな……

「水晶の栓」
(モーリス・ルブラン)、読了。

って、このタイミングでルパンかよ、と我ながら妙なチョイスに驚いてます。まあ、さすがは神出鬼没の怪盗紳士ということで。

ちなみに、さっきまで「カリオストロの城」を放送していたのは、全くの偶然です。というか、恐るべき暗合がまたッ(震えながら)……

ついでに、今回読んだのは創元推理文庫版です。今日、本屋で新潮文庫版「水晶栓」をちらっと読んでみたら、どうもそっちの訳の方が良さ気だったのはないしょ。

さて、正直云ってわたしはルパンが嫌いです。
どうもね、あのナルシスティックで子供っぽいはしゃぎっぷりが鼻に付いて仕方ないのです。関西弁で云うところの「いちびり」ってやつですよ。

それに、わたしはホームズ信者ですから、その反動で嫌いになったというのもあるかもしれません。

ま、よく考えたらホームズにもナルシスティックな部分は無いとは云えませんけどねぇ。彼は自信家で自惚れ屋でおだてに弱くて他人を見下す傾向がありますから。ただ、英国紳士は人前でみだりにはしゃいだりしないのよ……

そんなルパン嫌いのわたしでも、このシリーズが冒険ミステリとして一級品であることは認めないわけにはいきません。この「水晶の栓」だって、スピーディーかつ密度の濃い二転三転する展開は見事としか云いようが無くて……

悔しいッ、パラパラ(←ページをめくる音)、でも、お、面白いッ……

と、ま、読んであるあいだはこんな感じ↑でした。

あと、敵役がかなり強力で、いわゆる「主人公補正」が他の話に比べてキツくないのも良かったかと。まあ、最後には逆転ホームランで勝利するんだけどな。
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2008/05/03 00:02 | Comments(0) | TrackBack() | 日記・感想

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