「寝すぎたのは最初じゃねえ!最後でもねえ!俺は眠気が多いからな」
(カクタス・ジャック風に)
さて、なんとか『3日に1冊』ペースを堅持↓
「ウッドストック行最終バス」(コリン・デクスター)、読了。
云わずと知れた(でも読んでなかった!)モース警部シリーズです。警官が主人公ということは、警察小説だと思ったのです。
ところが、実際はなんだか、もやっ、とした感じのミステリでした。ほかの擬音で云うなら、もっさり、か……
このシリーズを表わすのに「論理のアクロバット」という言葉がよく使われるのですが。というか、本格ものではしばしば使われる言葉なのですが……
うん、「えっと、どのへんがアクロバティック?」というのが正直な感想。ただの右往左往にしか思えんのですが……
というより、そもそも本格ではないのか、これ……
現代が舞台でありながら科学捜査をばっさり切り捨てたのは、まあ良いですよ。でも、それを抜きにしても遺漏が多すぎないかこの捜査……
そもそも、主人公のモース警部というのがかなり厄介な人です。気分屋で、勤務中に酒飲むし、事件の関係者と「無理な恋愛」(としか思えぬ)にうつつをぬかすし、やる気あるのかと。警察小説の主人公はもっと殺伐としているべきではないのか……
唯一、統計的(?)に犯人を絞り込んでしまうシーンだけは面白かったけど。これって確かどっかにパロディがあったな……
さて、ヒラリー・ウォーでも読むかな……
(カクタス・ジャック風に)
さて、なんとか『3日に1冊』ペースを堅持↓
「ウッドストック行最終バス」(コリン・デクスター)、読了。
云わずと知れた(でも読んでなかった!)モース警部シリーズです。警官が主人公ということは、警察小説だと思ったのです。
ところが、実際はなんだか、もやっ、とした感じのミステリでした。ほかの擬音で云うなら、もっさり、か……
このシリーズを表わすのに「論理のアクロバット」という言葉がよく使われるのですが。というか、本格ものではしばしば使われる言葉なのですが……
うん、「えっと、どのへんがアクロバティック?」というのが正直な感想。ただの右往左往にしか思えんのですが……
というより、そもそも本格ではないのか、これ……
現代が舞台でありながら科学捜査をばっさり切り捨てたのは、まあ良いですよ。でも、それを抜きにしても遺漏が多すぎないかこの捜査……
そもそも、主人公のモース警部というのがかなり厄介な人です。気分屋で、勤務中に酒飲むし、事件の関係者と「無理な恋愛」(としか思えぬ)にうつつをぬかすし、やる気あるのかと。警察小説の主人公はもっと殺伐としているべきではないのか……
唯一、統計的(?)に犯人を絞り込んでしまうシーンだけは面白かったけど。これって確かどっかにパロディがあったな……
さて、ヒラリー・ウォーでも読むかな……
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