ついでだから、冬のほうも紹介しておこう↓
うーん、こっちのほうがすごいかもな。ていうか、声優ってやつは恐るべき人種だ……
「一人の男が飛行機から飛び降りる」(バリー・ユアグロー)、読了。
賭けをした男が牛の体内にもぐり込む……(「牛乳」)。一人の男が飛行機から飛び降りる。さめざめと涙を流しながら、男は靴箱いっぱいのラブレターを、風が吹き荒れる空中に投げ捨てる……(「スープの骨」)。
カオスとシュールとナイトメアをスクラップバスターでジャンクにしたような。そんな、本来の意味で『ヤマなし、オチなし、イミなし』なショートショートが149本入り。
あれは確か4年ほど前、読み始めたは良いがそのあまりのわけ分からなさに4分の1ほど読んだところで放り出していた本書を、ふと思い出して引っ張り出して、今回は何とか読み切ったのですが……
だけど、はっきり云って、今回もやっぱりわけが分かりませんでした。はっきり云って、こんなのがよく出版されたな、とそこにまず感心するレヴェルのわけ分からなさです。
キャッチフレーズは「あなたが昨夜見た夢が、どこかに書かれている!」なのですが。いやいや、それはねーわ……
そもそもなんでこんなの読もうと思ったかといえば、『森博嗣の100冊』に選ばれていたから、です。確かに、森先生の短編に通じるものがあるのはなんとなく分かりましたけどね。
改めて読んでみて、ナタ・デ・ココを初めて食べたときのことを思い出しましたね。あの珍食品を初めて食べたとき、わたしはどうしても『ちゃんとした食べ物』と思えなくて、いちおう口に入れてみたけど、けっきょく飲み込む気になれなくてすべて残してしまったんですよね……
本書もそんな感じで、どうしても『ちゃんとした読み物』として成り立っているとは思えなくて、いちおう目を通すんだけど、なんか頭にまで入れる気になれなくて、ページの上に話を残してしまった、そんな感じがね……
ただ、ナタ・デ・ココは飲み込まずともくにゃくにゃ噛んでるだけで脳の刺激になるように、本書も眺めるだけで妙にインスピレーションのようなものを刺激されるような、そんな感覚はあったかも。
うーん、こっちのほうがすごいかもな。ていうか、声優ってやつは恐るべき人種だ……
「一人の男が飛行機から飛び降りる」(バリー・ユアグロー)、読了。
賭けをした男が牛の体内にもぐり込む……(「牛乳」)。一人の男が飛行機から飛び降りる。さめざめと涙を流しながら、男は靴箱いっぱいのラブレターを、風が吹き荒れる空中に投げ捨てる……(「スープの骨」)。
カオスとシュールとナイトメアをスクラップバスターでジャンクにしたような。そんな、本来の意味で『ヤマなし、オチなし、イミなし』なショートショートが149本入り。
あれは確か4年ほど前、読み始めたは良いがそのあまりのわけ分からなさに4分の1ほど読んだところで放り出していた本書を、ふと思い出して引っ張り出して、今回は何とか読み切ったのですが……
だけど、はっきり云って、今回もやっぱりわけが分かりませんでした。はっきり云って、こんなのがよく出版されたな、とそこにまず感心するレヴェルのわけ分からなさです。
キャッチフレーズは「あなたが昨夜見た夢が、どこかに書かれている!」なのですが。いやいや、それはねーわ……
そもそもなんでこんなの読もうと思ったかといえば、『森博嗣の100冊』に選ばれていたから、です。確かに、森先生の短編に通じるものがあるのはなんとなく分かりましたけどね。
改めて読んでみて、ナタ・デ・ココを初めて食べたときのことを思い出しましたね。あの珍食品を初めて食べたとき、わたしはどうしても『ちゃんとした食べ物』と思えなくて、いちおう口に入れてみたけど、けっきょく飲み込む気になれなくてすべて残してしまったんですよね……
本書もそんな感じで、どうしても『ちゃんとした読み物』として成り立っているとは思えなくて、いちおう目を通すんだけど、なんか頭にまで入れる気になれなくて、ページの上に話を残してしまった、そんな感じがね……
ただ、ナタ・デ・ココは飲み込まずともくにゃくにゃ噛んでるだけで脳の刺激になるように、本書も眺めるだけで妙にインスピレーションのようなものを刺激されるような、そんな感覚はあったかも。
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