「コードギアスR2」が半分しか録画できていなかったんだが。
さて、なんだか読了本感想制度が崩壊しつつあるような気がする今日この頃。とりあえず、本日読了分を片付けておこうかな↓
「出世ミミズ」(アーサー・ビナード)、読了。
えー、世の中には『みずみずしい』などと評される文章がけっこうたくさんあるわけですが……
ところが、わたしに云わせればそれらのほとんどは『うっとうしい』の間違いだと思うわけです。これはいわゆる『みずみずしい』ものの相当数がいわゆる『青春』を描いたものであることと関係があるのかもしれませんが、追求する意志はまったく無く。
もちろん、わたしも『みずみずしい』文章というやつにお目にかかったことが無いわけではありません、たぶん。しかし、それらはどれもわざわざ『みずみずしい』などと評されてはいなかったはずで……
ところがここに初めて、『みずみずしい』と評され、かつそれが当を得ていると思える人と文章を見つけたわけです。それがこのビナード氏であり「出世ミミズ」です。
ビナード氏は、アメリカ生まれの日本語詩人。
いや、そもそも母国語では無い言語で文章を、あまつさえ詩を書くということ自体がわたしにとっては羨望以外のナニモノでも無いわけですが。
内容はいわゆる『ガイジン視点で見たニッポン文化』が中心。そのほか、母国時代のエピソードもあり、ちょっと社会派っぽいところもあり。
文章は、習い覚えた言語のせいでしょうか、基本的に簡潔明快。たまに云い回しが微妙に妙だったりするのですが、それがまた味な感じです、でした。
さて、なんだか読了本感想制度が崩壊しつつあるような気がする今日この頃。とりあえず、本日読了分を片付けておこうかな↓
「出世ミミズ」(アーサー・ビナード)、読了。
えー、世の中には『みずみずしい』などと評される文章がけっこうたくさんあるわけですが……
ところが、わたしに云わせればそれらのほとんどは『うっとうしい』の間違いだと思うわけです。これはいわゆる『みずみずしい』ものの相当数がいわゆる『青春』を描いたものであることと関係があるのかもしれませんが、追求する意志はまったく無く。
もちろん、わたしも『みずみずしい』文章というやつにお目にかかったことが無いわけではありません、たぶん。しかし、それらはどれもわざわざ『みずみずしい』などと評されてはいなかったはずで……
ところがここに初めて、『みずみずしい』と評され、かつそれが当を得ていると思える人と文章を見つけたわけです。それがこのビナード氏であり「出世ミミズ」です。
ビナード氏は、アメリカ生まれの日本語詩人。
いや、そもそも母国語では無い言語で文章を、あまつさえ詩を書くということ自体がわたしにとっては羨望以外のナニモノでも無いわけですが。
内容はいわゆる『ガイジン視点で見たニッポン文化』が中心。そのほか、母国時代のエピソードもあり、ちょっと社会派っぽいところもあり。
文章は、習い覚えた言語のせいでしょうか、基本的に簡潔明快。たまに云い回しが微妙に妙だったりするのですが、それがまた味な感じです、でした。
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