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2025/04/21 08:17 |
WHAT’S UP!
指を蛇に変える邑くんを見て(「じゃのめ」の話ね)……↓

板垣版「餓狼伝」の巽社長(VS梶原)を思い出したのはわたしだけでしょうか?ほら、潰れたのは片方だけでしたし(目玉の話ね)……

「銀河極北 レヴェレーション・スペース②」(アレステア・レナルズ)、読了。

うーん、読めば読むほどレナルズ面白いですレナルズ。で、わたくしどもといたしましてはこの、つん、と来るようなSF臭を少しでもお届けしたいわけで↓

「時間膨張睡眠」
いちばん最初に発表されたレヴェレーション・スペース宇宙史作品です。まだ世界観が固まっておらず、のちの作品群と明らかな矛盾点が……

「ターコイズの日々」
惑星ターコイズで『パターンジャグラー』の研究をする姉妹のお話。このパターンジャグラーというやつがまた、厄介な存在でして……

簡単に云うと、海洋惑星の海に棲息する不定形生物です。それ自体に知能は無いけど、それの棲む海で泳いだ者は精神や肉体の構造を組み替えられてしまうのです。

「グラーフェンワルダーの奇獣園」
奇怪な生物のコレクターのお話、ぶっちゃけ全編フリーク・ショー。ホラーというよりは怪談的で、因果応報な結末が素敵。

「ナイチンゲール」
これも、怪談的フリーク・ショーですな。大物戦争犯罪者を捕獲すべく、軌道上で休眠中の病院船に突入してみると……

宇宙空間に浮かぶ廃病院という図式がまずすごい。そして、狂気に陥った人工知能の一途な恐ろしさと、狂気に陥れた人間どもの一向に改まらぬ愚かさよ……

「銀河極北」
数万年のスパンで繰り広げられる追跡劇。これはまさにシリーズの白眉、そしてSFの面目躍如たる壮大さです。

もしかしたら、何の呵責もなく世界を変容させてしまえるのがSFジャンルの最大のとりえかもしれませんな。なんせ相手は大宇宙、人類なんてなんぼのもんじゃ!の精神ですよ。
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2008/11/15 00:26 | Comments(0) | TrackBack() | 日記・感想

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