一昨日の夜のこと、ドラマ「ハチワンダイバー」を観ました。
うん、まず『おっぱい将棋』をかなり忠実にやってくれたことは評価に値するのではないか。ブツの持ち主である受け師さんがいまいちイメージに合わないとはいえ。
そもそも、対局シーンは思ってたより悪くなかったです。あの、いかにもマンガ原作といった感じのノリが、こそばゆくもあり燃えっぽくもあり。
対局関係以外の部分は、升田先生風に云うなら「将棋にたかるハエ」ですな。しっしッ、早く対局に戻りやれッ、ってな……
「柳生十兵衛死す・下」(山田風太郎)、読了。
かたや慶安の柳生十兵衛三巌、かたや室町の柳生十兵衛満巌。ふたりの十兵衛がふたつの時代でふたりの能楽師とともに大危難に相対したとき、何が起こったか……
「諸君らが愛してくれた柳生十兵衛は死んだ。何故だ?」。
という疑問に対する風太郎先生なりの答え、それがこれ、といったところでしょうか。
云ってしまうと、ふたりの十兵衛が時空を超えて入れ替わってしまうお話です。わしがお主でお主がわしで、です(なんか暑苦しいなッ)。
そして、どっちの時代にも濃いキャラが満載です。かたや日本国王足利義満、その息子義円、少年僧一休、陰流の始祖愛洲移香斎、そして能の創始者世阿弥、かたや、美貌の上皇月ノ輪の宮、その父後水尾法皇、由比正雪一党、少年剣士金春七郎、そして能名人金春竹阿弥……
しかし、英雄剣豪の死を描く歴史小説がなんでそんなクロスオーバー・ストーリーになってしまったのか?それがいちばん、「何故だ?」なのですが。
いやいや、実のところ理由は簡単。
つまり、先生はそれを思い付いてしまった、そしてそれを書いてしまった。
それだけのことなのです……
うん、まず『おっぱい将棋』をかなり忠実にやってくれたことは評価に値するのではないか。ブツの持ち主である受け師さんがいまいちイメージに合わないとはいえ。
そもそも、対局シーンは思ってたより悪くなかったです。あの、いかにもマンガ原作といった感じのノリが、こそばゆくもあり燃えっぽくもあり。
対局関係以外の部分は、升田先生風に云うなら「将棋にたかるハエ」ですな。しっしッ、早く対局に戻りやれッ、ってな……
「柳生十兵衛死す・下」(山田風太郎)、読了。
かたや慶安の柳生十兵衛三巌、かたや室町の柳生十兵衛満巌。ふたりの十兵衛がふたつの時代でふたりの能楽師とともに大危難に相対したとき、何が起こったか……
「諸君らが愛してくれた柳生十兵衛は死んだ。何故だ?」。
という疑問に対する風太郎先生なりの答え、それがこれ、といったところでしょうか。
云ってしまうと、ふたりの十兵衛が時空を超えて入れ替わってしまうお話です。わしがお主でお主がわしで、です(なんか暑苦しいなッ)。
そして、どっちの時代にも濃いキャラが満載です。かたや日本国王足利義満、その息子義円、少年僧一休、陰流の始祖愛洲移香斎、そして能の創始者世阿弥、かたや、美貌の上皇月ノ輪の宮、その父後水尾法皇、由比正雪一党、少年剣士金春七郎、そして能名人金春竹阿弥……
しかし、英雄剣豪の死を描く歴史小説がなんでそんなクロスオーバー・ストーリーになってしまったのか?それがいちばん、「何故だ?」なのですが。
いやいや、実のところ理由は簡単。
つまり、先生はそれを思い付いてしまった、そしてそれを書いてしまった。
それだけのことなのです……
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個人的に、山田風太郎先生の十兵衛モノは、『柳生忍法帖』が一番好きですね。攻略対象7人+隠しキャラふたりのギャルゲーですよ!