うわあああ、このタイミングで『あれ』のプレイ動画大量アップきたあああ!
うーん、これは一気に視聴などしようものなら精神的急性オーヴァードーズは免れませんな。まったく!うp主はまったく!GJだよGJ!
ま、しかし、今そこにあるものは仕方がないので、ちびちびと観(い)かしていただきますよ。そう、ひょんなことからキャビアなど頂いてしまった庶民のように。
まあ、『あれ』はキャビアというよりはもっと何とも云えない珍味という感じだけどな。云うならば、本来喰うべきでないもの、喰うべきでない部位を無理に加工して口に押し込む感覚ですわ。味じゃなくて、喰えないものを喰っているという感覚そのものを喰うというかね(分からん、さっぱり分からん)。
しかし、ここに貼れないのが残念でなりませんね。べ、別に怖いからとかじゃないからねッ!R‐18なだけなんだからねッ!(意味なくツンデレ風)
その代わりと云ってはなんですが、サウンドトラックでもどうぞ。プレイ動画が気になる方は、これ↓からタグを辿って行っちゃってくださいませ。
「ラヴクラフト全集1」(H・P・ラヴクラフト)、読了。
20世紀最大の怪奇作家、ハワード・フィリップ・ラブクラフト。いつか読まないと、と思っていたラブクラフトですが、まさかこんな日(どんな日?)に読了とは、まいったぜ。
そして、ラヴクラフトといえばいわゆるクトゥルー神話です。この『全集1』には、「インスマウスの影」と「闇に囁くもの」の二編が収録されているのですが……
一読した印象は、暗く大きな妄想を叩きつけた物語、としか云えませんな。特に、自家製の世界観が独自開発の単語を交えてずらずらと語られるくだりなどは、かなり強烈でした。というか怖いです、内容というよりむしろむしろこんなものを書いた人間の心理に思いを馳せると。
そして何がすごいって、そんなひとりの男の妄想に友人や支持者一同が乗っかって一大神話体系を作り上げてしまった(というか現在進行中?)、というその偉業ならぬ異業の過程です。複数の人格がひとつの世界を幻視(み)るというのは、想像するだに壮絶な光景であります。
しかしもっと恐ろしいのは、それとほとんど同じことがいわゆる『同人』とか『二次』とか呼ばれる比較的身近な世界で普通に行われているという事実ですがねッ!(というかひそかにわたしも末席を汚してるしッ)絶望した!共同幻想社会に絶望した!
作品個々の感想で云うと、「インスマウスの影」はとても気持ちの悪いとても良い異形ですな。恐怖でも絶望でもない、『嫌さ』としか表現できないこの感覚がたまりませんな。
「闇に囁くもの」は、意外とSFっぽくてちょっと驚きました。あとの二編は意外と普通の怪奇もので、それもむしろ驚きでした。
うーん、これは一気に視聴などしようものなら精神的急性オーヴァードーズは免れませんな。まったく!うp主はまったく!GJだよGJ!
ま、しかし、今そこにあるものは仕方がないので、ちびちびと観(い)かしていただきますよ。そう、ひょんなことからキャビアなど頂いてしまった庶民のように。
まあ、『あれ』はキャビアというよりはもっと何とも云えない珍味という感じだけどな。云うならば、本来喰うべきでないもの、喰うべきでない部位を無理に加工して口に押し込む感覚ですわ。味じゃなくて、喰えないものを喰っているという感覚そのものを喰うというかね(分からん、さっぱり分からん)。
しかし、ここに貼れないのが残念でなりませんね。べ、別に怖いからとかじゃないからねッ!R‐18なだけなんだからねッ!(意味なくツンデレ風)
その代わりと云ってはなんですが、サウンドトラックでもどうぞ。プレイ動画が気になる方は、これ↓からタグを辿って行っちゃってくださいませ。
「ラヴクラフト全集1」(H・P・ラヴクラフト)、読了。
20世紀最大の怪奇作家、ハワード・フィリップ・ラブクラフト。いつか読まないと、と思っていたラブクラフトですが、まさかこんな日(どんな日?)に読了とは、まいったぜ。
そして、ラヴクラフトといえばいわゆるクトゥルー神話です。この『全集1』には、「インスマウスの影」と「闇に囁くもの」の二編が収録されているのですが……
一読した印象は、暗く大きな妄想を叩きつけた物語、としか云えませんな。特に、自家製の世界観が独自開発の単語を交えてずらずらと語られるくだりなどは、かなり強烈でした。というか怖いです、内容というよりむしろむしろこんなものを書いた人間の心理に思いを馳せると。
そして何がすごいって、そんなひとりの男の妄想に友人や支持者一同が乗っかって一大神話体系を作り上げてしまった(というか現在進行中?)、というその偉業ならぬ異業の過程です。複数の人格がひとつの世界を幻視(み)るというのは、想像するだに壮絶な光景であります。
しかしもっと恐ろしいのは、それとほとんど同じことがいわゆる『同人』とか『二次』とか呼ばれる比較的身近な世界で普通に行われているという事実ですがねッ!(というかひそかにわたしも末席を汚してるしッ)絶望した!共同幻想社会に絶望した!
作品個々の感想で云うと、「インスマウスの影」はとても気持ちの悪いとても良い異形ですな。恐怖でも絶望でもない、『嫌さ』としか表現できないこの感覚がたまりませんな。
「闇に囁くもの」は、意外とSFっぽくてちょっと驚きました。あとの二編は意外と普通の怪奇もので、それもむしろ驚きでした。
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