「スカーレット・ピンパーネル」というのは、オルツィの「紅はこべ」のことなのですね。
ええ、もちろん読んでないのですがね。
でも、「隅の老人の事件簿」はちゃんと読みました。あまり面白かった記憶は無いのですが、ミステリ史的には重要なので押さえておいて損無しです。
というのも、隅の老人はいわゆる『安楽椅子探偵』の元祖と云われているのですね。舞台となる喫茶店から一歩も出ない、聞き手が女性、主人公の老人は本名不明、そして正体不明のまま退場、と、いま思えばかなり斬新な設定の物語だったのかも……
あと、「犯罪の動機の9割は金」と断言したのもある意味歴史的かも(というかこの件、あちこちで云い触らしてるんだけどなんせ読んだのが大昔で記憶が曖昧なので、そろそろ改めて裏を取ったほうがいいかも)。
そういえば、「十角館の殺人」にもオルツィというあだ名のキャラがいましたな。まわりは、エラリイにカーにアガサにヴァンにとメジャー級なのにひとりだけマイナーだな、と思ったものです。
というか、(バロネス・)オルツィはマイナーという認識は間違ってない、ですよね?というか、ヴァン(=ダイン)の方がマイナーだったりしませんよね?
よし、ここはあいだを取って(ガストン・)ルルウがいちばんマイナーということにしておこう。うむ、名解決だ(「オペラ座の怪人」があるから、ねーよ)。
「モンキー・ハウスへようこそ②」(カート・ヴォネガット・ジュニア)、読了。
昨日読み終わるはずだったのに、ずれ込んでしまった(つづくか)……
ええ、もちろん読んでないのですがね。
でも、「隅の老人の事件簿」はちゃんと読みました。あまり面白かった記憶は無いのですが、ミステリ史的には重要なので押さえておいて損無しです。
というのも、隅の老人はいわゆる『安楽椅子探偵』の元祖と云われているのですね。舞台となる喫茶店から一歩も出ない、聞き手が女性、主人公の老人は本名不明、そして正体不明のまま退場、と、いま思えばかなり斬新な設定の物語だったのかも……
あと、「犯罪の動機の9割は金」と断言したのもある意味歴史的かも(というかこの件、あちこちで云い触らしてるんだけどなんせ読んだのが大昔で記憶が曖昧なので、そろそろ改めて裏を取ったほうがいいかも)。
そういえば、「十角館の殺人」にもオルツィというあだ名のキャラがいましたな。まわりは、エラリイにカーにアガサにヴァンにとメジャー級なのにひとりだけマイナーだな、と思ったものです。
というか、(バロネス・)オルツィはマイナーという認識は間違ってない、ですよね?というか、ヴァン(=ダイン)の方がマイナーだったりしませんよね?
よし、ここはあいだを取って(ガストン・)ルルウがいちばんマイナーということにしておこう。うむ、名解決だ(「オペラ座の怪人」があるから、ねーよ)。
「モンキー・ハウスへようこそ②」(カート・ヴォネガット・ジュニア)、読了。
昨日読み終わるはずだったのに、ずれ込んでしまった(つづくか)……
PR
トラックバック
トラックバックURL: