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2025/07/18 11:35 |
読書と勉強のあいだで、夏休みの宿題の夢を見る
今週はどうやら競馬があるようですね、良かった良かった。あ、いや、良かったのかな?……

「大名廃絶録」
(南條範夫)、読了。

これも『史伝』になるのだとしたら、海音寺先生の作品以外では初めて読んだことになります。うん、字数の都合もあってか確かに海音寺先生のほうが小説的な気はしましたね。

はい、というわけで、歴史関係はお勉強読書なので特に感想とか書けません。って、最近けっこう頑張って感想書いてるつもりなので、逆にいいわけが成立しなくなってきた気がします。

ならばとりあえず、これを読んで学習したことを要約して、何とかかっこをつけておきましょう。なんか、夏休みの宿題をしている気分ですな……

その1、徳川幕府は大名を廃絶(取り潰し)や改易・減封しまくった。理由は些細なことだったり、巷間言われているのとは違ったり、今となってはなんだかよく分からないことも多い。

その2、関ヶ原直後と幕府成立後では当然区別しなければならない。前者は戦勝者の敗者に対する処置であり、後者は支配者の従者に対する処分である。

その3、身内の一門にも容赦なかった。松平忠輝しかり、松平忠直しかり、駿河大納言忠長しかり、松平光長しかり。

主なものは、こんなところかな(答えは聞いてないけど)。あとは、12の例を引いて廃絶・改易・減法に至る経緯が細かく紹介されています。

そして、ネタがネタですから、先日読んだ海音寺先生の「列藩騒動録」と重なるところがかなりありました。「松平三河守忠直」は「越前騒動」、「生駒壱岐守高俊」は「生駒騒動」、「松平中将光長」は「越後騒動」といった具合。

そのあたり、読み比べしてみたいのですが、いかんせん時間がありません。次の本へ気分をSwich、読了へ向けてフルアヘッド、ウダウダやってるヒマはねェのです(何故か米原尽くしで〆)。
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2007/08/25 00:58 | Comments(0) | TrackBack() | 日記・感想

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