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2025/07/17 05:24 |
テラ力作
「千二の風になって」はちょっとウケた(宮記念書き忘れネタ)。

さて、明日はマリみて新刊の発売日ですな。
もちろん忘れていたわけじゃありませんが(わざわざことわるところが怪しい)、買いに行けるかな……

そして、今日で3月も終わりですが。
なんとか、どうにか、計画どおり『あれ』を読み終わりましたぜ↓

「ザ・テラー ‐極北の恐怖‐ 下」
(ダン・シモンズ)、読了。

北極圏を航行中、氷に閉じ込められたイギリス軍艦『テラー』と『エレバス』。亡きフランクリン隊長のあとを継いだクロウジャー艦長は、ついに船を捨て徒歩で南へと下る決意をする……

サー・ジョン・フランクリンの北西航路探索という史実に材をとった冒険ホラー。謎に満ちたフランクリン隊の最期を、当代最強作家の想像力はいかに料理してのけたのか?

寒さ、食料の不足と壊血病による衰弱、反乱の危機、そして雪上を徘徊する怪物。と、隊員たちを襲うさまざまな困難と死が、とにかく臨場感満点のドキュメンタリー風に描かれていきます。

なんかもう、読んでるだけでこちらも凍えて体調不良になりそうな勢いでした。

って、別に読み終わるのに1か月以上かかった事のいいわけではないのですよ?なんせ文庫版上下巻あわせて1100ページ強ですからね、そりゃ1か月はかかりますて……

さておき、終盤の超展開(と云って良いだろう)には少々驚きましたね。この力作にさてどんな風にオチをつけるのか、と思っていたら、そうきましたかダン先生!って感じでした。

うーん、なんというか、さすが根はホラー作家だなと。確かにところどころ単なるドキュメンタリー・タッチとは一線を画す描写はあったんだけど、なるほどねぇ……

さて、では次はいよいよ「イリアム」「オリュンポス」の番ですね。
早川さん、早急な文庫化をよろしく。
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2008/04/01 00:34 | Comments(0) | TrackBack() | 日記・感想

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