1.今月の読了本3冊目、トータル3冊目。
3冊とも創元文庫の短編集なのは、単なる偶然です。
3冊とも背表紙の色が違いますしね。
黄緑、茶、灰と来たから、次は紫かピンクの番ですな。
「千の脚を持つ男」(スタージョン、デイヴィッドスン他 中村融編)、読了。
モンスター大好きの翻訳者による、モンスター小説オリジナル・アンソロジー。
全10編でモンスター小説の基本パターンを押さえた孫の手仕様。
モンスターなんてなんか即物的だよね、とちょっと舐めつつ読んだら意外と面白くて、ごめんなさい。
わたしはやっぱり、海の怪物がいちばんイヤですね。「アウター砂州に打ち上げられたもの」とかもう、とても気持ち悪くて当分海には行けませんね。
同じ海の怪物ネタでも「海に落ちた男」は出てくる人間がむしろ怪物的。「千の脚を持つ男」のマッド・サイエンティストの方がまだ人間的だと思えるぐらいの怪物。
フリークスネタはけっこう好きなのですが、「アパートの住人」はちょっと物足りない感じ。語り口は本書でいちばん好みのタイプなんだけど。
3冊とも創元文庫の短編集なのは、単なる偶然です。
3冊とも背表紙の色が違いますしね。
黄緑、茶、灰と来たから、次は紫かピンクの番ですな。
「千の脚を持つ男」(スタージョン、デイヴィッドスン他 中村融編)、読了。
モンスター大好きの翻訳者による、モンスター小説オリジナル・アンソロジー。
全10編でモンスター小説の基本パターンを押さえた孫の手仕様。
モンスターなんてなんか即物的だよね、とちょっと舐めつつ読んだら意外と面白くて、ごめんなさい。
わたしはやっぱり、海の怪物がいちばんイヤですね。「アウター砂州に打ち上げられたもの」とかもう、とても気持ち悪くて当分海には行けませんね。
同じ海の怪物ネタでも「海に落ちた男」は出てくる人間がむしろ怪物的。「千の脚を持つ男」のマッド・サイエンティストの方がまだ人間的だと思えるぐらいの怪物。
フリークスネタはけっこう好きなのですが、「アパートの住人」はちょっと物足りない感じ。語り口は本書でいちばん好みのタイプなんだけど。
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