1.エアコン、初起動。
2.今月の読了本4冊目、今年のトータル88冊目。
断言するけど、100冊は無理。
「ジャンピング・ジェニイ」(アントニイ・バークリー)、読了。
特に理由は無いものの、「王道ど真ん中の古典的ミステリ」を想定して読み始めたのですが……
ところがどっこい、こいつは相当な「クセ球」でありました。いかにも正統派という感じの設定なのに、展開がとんでもないイレギュラー・バウンド。
最大の問題は、主人公ロジャー・シェリンガムの行動です。この男、事件が起こるやいなや名探偵役にあるまじきあんなことやこんなことをしてしまいます。
確かに名探偵の名に恥じぬ推理の冴えも見せてはくれるのですが、とにかくその動機と方向性が酷い。おかげで事態はおかしな方向に転がりだし、自らも窮地に陥る羽目に……
とにかく、読んでる方としてはこれほど笑いが止まらない本格ものもありません。
「貴様それでも名探偵か。恥を知れ!」「名探偵必死だな!」という感じでげらげら笑いながらうしろゆび指したくなるこの気持ち、初めて味わいましたわ。
2.今月の読了本4冊目、今年のトータル88冊目。
断言するけど、100冊は無理。
「ジャンピング・ジェニイ」(アントニイ・バークリー)、読了。
特に理由は無いものの、「王道ど真ん中の古典的ミステリ」を想定して読み始めたのですが……
ところがどっこい、こいつは相当な「クセ球」でありました。いかにも正統派という感じの設定なのに、展開がとんでもないイレギュラー・バウンド。
最大の問題は、主人公ロジャー・シェリンガムの行動です。この男、事件が起こるやいなや名探偵役にあるまじきあんなことやこんなことをしてしまいます。
確かに名探偵の名に恥じぬ推理の冴えも見せてはくれるのですが、とにかくその動機と方向性が酷い。おかげで事態はおかしな方向に転がりだし、自らも窮地に陥る羽目に……
とにかく、読んでる方としてはこれほど笑いが止まらない本格ものもありません。
「貴様それでも名探偵か。恥を知れ!」「名探偵必死だな!」という感じでげらげら笑いながらうしろゆび指したくなるこの気持ち、初めて味わいましたわ。
PR
トラックバック
トラックバックURL: