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2024/12/28 22:15 |
叙情「戻り橋心中」
1.自転車がCMパンク。

2.今月の読了本8冊目、今年のトータル23冊目。
さくさく読める本とさくさく読めない本の違いは何なのだろう……

「戻り川心中」(連城三紀彦)、読了。

いわゆる『花葬』シリーズの五編を収録した短編集。

シリーズと云っても、同じキャラクターが登場するわけではありません。
共通点は、舞台が明治から昭和初期であることと、花がキーアイテムになっていること。

それにしても、これほど美しく叙情的なミステリはそうそう無いと思います。
由緒正しい純日本文学調で書かれたミステリといった趣き。

しかも、その美文はミステリ的仕掛けのお膳立てに過ぎない、というのがまたすごい。
つまり、作者の本懐はあくまでミステリにあり。
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2010/03/19 00:18 | Comments(0) | TrackBack() | 日記・感想

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