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2025/01/17 04:45 |
新ロマンさー
1.ネタが無い、というのはほとんど嘘、というかいいわけですけどね。

正しくは、ネタはあるけどまとまらない。
あるいは、ネタはあるけどまとめる気力が無い。

温存やストックと称してけっきょく時機を逸してボツ、というのもよくあることです。
いい加減止めたいけど、どうにも止められない……

2.本日も、チャンピオンとヤンジャンを読んでいないので木曜感想群はお休み。
禁止ワードは『確信犯』です、よ……

3.今月の読了本1冊目、今年のトータル21冊目。
危うく均一なるマトリックスの裂け目の向こうに行ってしまうところでした……

「ニューロマンサー」(ウィリアム・ギブスン)、読了。

かつて「SFは外宇宙(アウタースペース)より内宇宙(インナースペース)を目指すべき」とするムーヴがありました。世に云う『ニュー・ウェーヴ』です。

そんなニュー・ウェーヴ作品を読んで育った一人の男が、長じて新たなムーヴの立役者となります。彼の名はウィリアム・ギブスン、ムーヴの名は『サイバーパンク』です。

そしてそのサイバーパンクの火付け役となった作品こそが、この「ニューロマンサー」なのです。

サイバーパンクというのは『電脳空間(サイバースペース)』が登場するSFだと思っていただければ。テキトーにもほどがある説明ですが、イメージとしてはそんな感じです。

さておき、「ニューロマンサー」といえば『初心者にはオススメできないSF』の筆頭格と云われてきました。確かに、新奇なアイデアと奇抜なイメージが洪水のように押し寄せるこの感覚は初心者にはキツイのやもしれません。

かく云うわたしは、まぁそのへんは大丈夫でした。
さすがに初心者ぐらいは卒業している、と自負していますし。

ただ、細部にはつまづかなかったけど、全体像がよく分かりませんでした。

登場人物たちがいったい何に向かって進んでいるのか、なかなか理解できなかったというか。あらすじが無いのはそのせいだったりします。

SF初心者以前に、基本的な『読み手としての技量』が本を読み始めたころからほとんど成長していないと見えますね。そりゃあ感想書きも上達しないはずだわね……
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2009/03/06 00:01 | Comments(0) | TrackBack() | 日記・感想

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