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2025/02/01 15:06 |
赤い夢をありがとう!
1.「咲‐saki‐」5巻表紙のノーステルス・モモが可愛すぎる件。

やっぱり「咲‐saki‐」といえば『モモ×かじゅ先輩』ですよね、うん。「ここではやめろ」って、ここじゃなきゃ良いのか、というかそれはいつもやってるってことか、て話ですよッ……

2.今月の読了本8冊目、今年のトータル28冊目。
ほんと今月はよくサボったわ、どこぞの某死神ぐらいサボったわ……

あのサボりっぷりで8冊なら、まあ良いんじゃないかなと思ってしまいますね。合格点には届かないけど、落第点でもないって感じ。

とにかく、来月以降はもうちょっと頑張るように。
これは依頼ではない、命令だッ……

「卒業~開かずの教室を開けるとき~ 名探偵夢水清志郎事件ノート」(はやみねかおる)、読了。

『名探偵夢水清志郎事件ノート』シリーズの第14弾(外伝含む)にして完結篇。

しかし残念!このトリックはちょっといただけないかなあッ。ちゃんと伏線はあるし、HOWよりWHYに比重が置かれたストーリーだったとはいえ、これはちょっとどうだろう……

さておき、このシリーズを読み始めたときわたしはリアル中学生でした。
つまり、三姉妹たちと同い年だったわけです。

その三姉妹たちが、このたびタイトルどおりめでたく「卒業」と相成りました。これはさすがに少々、感慨深いものがありますな。

そういえば、はやみね先生のサイン会にも行ったなぁ……

このシリーズは、ジュヴナイルとミステリの双方において金字塔と呼ばれるべきものだと思います。新本格以後、ジュヴナイルに本格ミステリを持ち込んだのは恐らく初めてですしね。

思い返せば、こんなの子供向け作品でやるのかよッ!という仕掛けもけっこうありました。そして、意外とガチな『狂気』が登場するのも特徴でした……

そんな世界観を、恐らく史上唯一「みんながしあわせになる解決」を標榜する探偵に託してしまう。そのあたりが他のミステリとは一線を画していた最大要因かと。

それだけでは飽き足らず、某事件ではその探偵のポリシーひいてはアイデンティティが崩壊の危機を迎えました。そんなのは、間違いなくジュヴナイルを超えた所業と云わざるをえません。

ジュヴナイルとミステリの金字塔であり、かつその双方を超越したシリーズであった証左の一端です。
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2009/04/01 01:00 | Comments(0) | TrackBack() | 日記・感想

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