1.掲示板が本格的にぶっ飛んだので、web拍手を設置することにしました。
しかし、どこに置いたらいいのかピンと来ないので、当分のあいだは日記の中に紛れ込ませておきます(本家の話)。
2.今月の読了本7冊目、今年のトータル91冊目。
う~ん、悔い(91)の残る数字です……
なぁんて上手いこと云えた↑ので、最終的には悔いは無いさ(91=7×13)。
「工学部・水柿助教授の解脱」(森博嗣)、昨日読了。
「夏と冬の祭りに人生を懸けている隠れ芸術家は多い」 「『出た!箇条書き』などと喜ぶ人が最近ちらほらいるようだが、そういう人は(略)年に二回、有明に突撃しているのではないだろうか」(本文より)
小説なのか随筆なのか、フィクションなのかノン・フィクションなのか、高尚なのか低俗なのか、深遠なのか浅薄なのか、本気なのか冗談なのか、けっきょくなんだったのか、よくわからない。
そんな、キメラみたいな、鵺みたいな、フランケンシュタインの怪物みたいなシリーズ、の完結篇。「これはいったいなんなのだ?」という根本的な疑問を読者に抱かせるという点では、これはある意味、究極のミステリィ(森先生的表記)と云えなくも無いかもしれません。
そういえば、「有限と微小のパン」に「『よくわからない』は人類の墓標に刻まれるべき最後の一言」とありました。今年最後の1冊として相応しいか相応しくないか、と問われれば、相応しい。
そして、面白いか面白くないか、と問われれば間違いなく面白かった。それだけですべてを許せてしまう、「面白い」が作家にとって唯一の免罪符でしょう。
しかし、どこに置いたらいいのかピンと来ないので、当分のあいだは日記の中に紛れ込ませておきます(本家の話)。
2.今月の読了本7冊目、今年のトータル91冊目。
う~ん、悔い(91)の残る数字です……
なぁんて上手いこと云えた↑ので、最終的には悔いは無いさ(91=7×13)。
「工学部・水柿助教授の解脱」(森博嗣)、昨日読了。
「夏と冬の祭りに人生を懸けている隠れ芸術家は多い」 「『出た!箇条書き』などと喜ぶ人が最近ちらほらいるようだが、そういう人は(略)年に二回、有明に突撃しているのではないだろうか」(本文より)
小説なのか随筆なのか、フィクションなのかノン・フィクションなのか、高尚なのか低俗なのか、深遠なのか浅薄なのか、本気なのか冗談なのか、けっきょくなんだったのか、よくわからない。
そんな、キメラみたいな、鵺みたいな、フランケンシュタインの怪物みたいなシリーズ、の完結篇。「これはいったいなんなのだ?」という根本的な疑問を読者に抱かせるという点では、これはある意味、究極のミステリィ(森先生的表記)と云えなくも無いかもしれません。
そういえば、「有限と微小のパン」に「『よくわからない』は人類の墓標に刻まれるべき最後の一言」とありました。今年最後の1冊として相応しいか相応しくないか、と問われれば、相応しい。
そして、面白いか面白くないか、と問われれば間違いなく面白かった。それだけですべてを許せてしまう、「面白い」が作家にとって唯一の免罪符でしょう。
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