巷で評判(?)の「ギャンブルフィッシュ」は、確かに面白いですな。
冷静に読めばなんてことはない話なんだけど、読者に冷静に読ませない雰囲気というか迫力がある。式で表すなら、強烈なキャラ×切れのある表現力×ハッタリの上手さ=破壊力!かな。
「王狼たちの戦旗Ⅰ <氷と炎の歌2>」(ジョージ・R・R・マーティン)、読了。
前王ロバートの死後、玉座に就いた少年王ジョフリー。しかし、それに異を唱えるふたりの叔父スタンニスとレンリー、さらにスターク家のロブが相次いで蜂起。巨大な赤い彗星の元、七王国は戦乱の様相を呈す……
峻烈なるリアル異世界ファンタジー第2部。
本国では第4部まで刊行、日本では第3部刊行途中(たぶん)、今年の3月からようやく第2部文庫版刊行開始。
ちなみに、本来は第6部で完結の予定が、どんどん長くなって今ではどこまで続くか作者にも不明だとか。とりあえず、完結するまで死なないで欲しい……
さて、第1部「七王国の玉座」に引き続き、あらすじ書くのも一苦労な密度の濃い展開です。そもそも、各章ごとに視点人物が変わって、七王国のあちこちの様子が次々と描かれていくものだから、各方面の動向を把握して物語に付いていくのはかなり大変でして。
あれ?これ誰だっけ?とか、ん?それ何処だっけ?とか、えっ?それどんな事件だっけ?なんてことは茶飯事です。下手すりゃトイレから帰って本を開いた瞬間、おっと?今何が起きてんだっけ?とかね。そのたびに前に戻ったり巻末の付録(50ページ以上ある!)を参照したり……
漫然と読めないという意味では難しい本だけど、そのぶん読み応えがあるともいえるわけで。
冷静に読めばなんてことはない話なんだけど、読者に冷静に読ませない雰囲気というか迫力がある。式で表すなら、強烈なキャラ×切れのある表現力×ハッタリの上手さ=破壊力!かな。
「王狼たちの戦旗Ⅰ <氷と炎の歌2>」(ジョージ・R・R・マーティン)、読了。
前王ロバートの死後、玉座に就いた少年王ジョフリー。しかし、それに異を唱えるふたりの叔父スタンニスとレンリー、さらにスターク家のロブが相次いで蜂起。巨大な赤い彗星の元、七王国は戦乱の様相を呈す……
峻烈なるリアル異世界ファンタジー第2部。
本国では第4部まで刊行、日本では第3部刊行途中(たぶん)、今年の3月からようやく第2部文庫版刊行開始。
ちなみに、本来は第6部で完結の予定が、どんどん長くなって今ではどこまで続くか作者にも不明だとか。とりあえず、完結するまで死なないで欲しい……
さて、第1部「七王国の玉座」に引き続き、あらすじ書くのも一苦労な密度の濃い展開です。そもそも、各章ごとに視点人物が変わって、七王国のあちこちの様子が次々と描かれていくものだから、各方面の動向を把握して物語に付いていくのはかなり大変でして。
あれ?これ誰だっけ?とか、ん?それ何処だっけ?とか、えっ?それどんな事件だっけ?なんてことは茶飯事です。下手すりゃトイレから帰って本を開いた瞬間、おっと?今何が起きてんだっけ?とかね。そのたびに前に戻ったり巻末の付録(50ページ以上ある!)を参照したり……
漫然と読めないという意味では難しい本だけど、そのぶん読み応えがあるともいえるわけで。
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