本日の心苦しい話→「祐巳 瞳子」でググるといまだにウチ（本家）が２番手。
「水の迷宮」（石持浅海）、読了。
羽田国際環境水族館に、展示生物への攻撃を示唆するメールが届く。やがて水槽へ次々と異物が投げ込まれ、挙句の果てにひとりの職員が死体で発見される。その裏には、３年前に起きた職員の死亡事件があった……
そっかー、水族館は「すいぞっかん」じゃなくて「すいぞくかん」だったんだー（じゃなくて）。
夢と情熱はときに人を殺す、それが純粋であればあるほど。とまあクサいことを書いてみましたが、そもそも石持ミステリはいろいろとクサいところがあります。
例えば、登場人物たちが妙に『なかよしこよし』な感じがちょっと痒かったりね。特に今回の「犯人が内部の人間だと分かっても、お互いを疑いの目で見ることの出来ない職員たち」という部分にそれが顕著に現れてるんじゃないかなと。
それと、ミステリ的な点で云えばちょっと伏線があからさますぎる思いました。いつもはけっこう鈍いわたしですが、今回は悪いけど途中でほぼ読み切れてしまいました、ごめんなさい（なぜ謝る？）。
あと、いつもの設定の妙がイマイチ感じられなかったかも。水族館というのは、特殊ではあるけどけっこう馴染みの深い場所でもあるだけに、そのあたりの目の付け所の良さと料理の仕方のバランスがちょっと狂ったかなと。
マイスター石持の作品はいつも褒めちぎっているので（そうだっけ？）、今回はちょっと苦言を呈してみました。
「水の迷宮」（石持浅海）、読了。
羽田国際環境水族館に、展示生物への攻撃を示唆するメールが届く。やがて水槽へ次々と異物が投げ込まれ、挙句の果てにひとりの職員が死体で発見される。その裏には、３年前に起きた職員の死亡事件があった……
そっかー、水族館は「すいぞっかん」じゃなくて「すいぞくかん」だったんだー（じゃなくて）。
夢と情熱はときに人を殺す、それが純粋であればあるほど。とまあクサいことを書いてみましたが、そもそも石持ミステリはいろいろとクサいところがあります。
例えば、登場人物たちが妙に『なかよしこよし』な感じがちょっと痒かったりね。特に今回の「犯人が内部の人間だと分かっても、お互いを疑いの目で見ることの出来ない職員たち」という部分にそれが顕著に現れてるんじゃないかなと。
それと、ミステリ的な点で云えばちょっと伏線があからさますぎる思いました。いつもはけっこう鈍いわたしですが、今回は悪いけど途中でほぼ読み切れてしまいました、ごめんなさい（なぜ謝る？）。
あと、いつもの設定の妙がイマイチ感じられなかったかも。水族館というのは、特殊ではあるけどけっこう馴染みの深い場所でもあるだけに、そのあたりの目の付け所の良さと料理の仕方のバランスがちょっと狂ったかなと。
マイスター石持の作品はいつも褒めちぎっているので（そうだっけ？）、今回はちょっと苦言を呈してみました。
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